我がゾン20話!!

戦闘が始まって3日経った、戦闘状況は悪化。こちらは猛君が腕に怪我を負ってしまい、現在療養中。戦闘中、何人かこちらにねがえったため戦闘員は数人増えた。
名前はまだ聞いていない、忙しいから!
数日も寝ていないために皆は疲労がたまっていた、向こうは食いモンがほとんどないはずなのに降伏しない。死ぬ気で戦っているんだな・・
「こちら劉備。2体ゾンビが接近中、気を付けてくれ、」
なに!急いで伝えなければ。だが戦闘中の敵が信じてくれるだろうか…
「こちらの見張りが近くに接近中のゾンビを確認!!急いで逃げろぉ!!!」シィン・・・・
ちっ!信じてくれねぇ!味方はバリケードの外に敵を追い出しバリケードを固く閉めた、
外からは断末魔、悲鳴、銃声しか聞こえない。
しばらくしてすべての音が消えた。変だ・・・・普通なら銃が何十丁もあればゾンビ2体程度殺せるはずなのに・・・・
あ、そうだ。名前を聞かなくては。
「おーい、君たち、名前を教えてくれないか?」
・・・・・
1人は横田穣(よこたみのる) 2人目は源内智弘(げんないともひろ)らしい、
アトノ2リハニンハリャクシマス。
とりあえず食べ物をあげて武器を装弾、武器を回収し、軽く身体検査をしてみたがみんな異常はなかった。猛君も銃によるけがなのでゾンビの影響はない。
「こちら劉備。先ほどのゾンビは死神だった。気を付けてくれ。ちなみに死神はどちらも
黄色のシャツ、青のズボンだ!!さっきの仲間の服も確認してくれ、」
あ、穣と智弘は同じ服だ。なんか怪しい。
「ちなみに死神はどさくさに紛れて消えてしまった。基地に侵入してる可能性は中くらいだ。」
ますます怪しい。
「ちょ!僕たちを疑ってるんすか?!ほら、ちゃんと人間の格好してるし足もちゃんとしてる、ゾンビじゃないですよ!!」
まぁ言われてみればそうだな。ん!?人間の格好、足も健康、そうだ!!




そうだ!!あのときの!!
「死ねぇ!死神ぃ!!」
bun!!ドパラタタタ、全部避けられた。確実に死神だ、
「へぇ、まさか俺らの存在を知ってるとは、そして死神というニックネーム…誰にもきずかれないようにしてたんだけどなぁ・・まぁ気づいたやつは抹殺したからな。お前らも…」
やばい、みんなには死神のことは言ってないんだった!(くそ、どうする!見たところあいつは銃ではかてねぇ…)
「ん!?グァッぐえ!!」
貴代美さんがとっさの頭のフル回転で死神1体を捕まえた。
「普通に歩けるってことは骨は丈夫ってことでしょ?だからこういう技には弱いのかな?て思って、」
なるほど。俺にはない考え方だ。
「みんな!こいつらは銃じゃなくて骨折を狙え!!だがかまれないようにな!!。」
「了解!!」
よかった。みんなわかってくれた。だがこの言葉は相手にも聞こえている。
「そう!俺らは骨がなぜかちゃんとしてる。だから・・・・」
バキィ
貴代美さんが蹴り飛ばされた!そうだ!
俺は登山用シューズをはいていたので刀を取り出し死神を斬ることにした

「?なぜ刀。銃よりも刀のほうが使いやすいのか!?馬鹿だなぁ・・」
そう、死神の言うとうりなぜ刀を使ったか・・
「馬鹿目!後ろががら空きだぞ!!死ね!!死んでつぐなえぇぇ!!」
そういって銀二が後ろからバットで殴りかかった。もう1匹も他の人が同じ手で殺す。
ガンっ!ドスッ!手ごたえはあり、ゾンビよりかは肉がしっかりしている。
「グァッ!くそ、死にたくない。死にたくねぇよぉぉ!!なんで失敗するんだ。あの人の言うとうりにすれば勝てると思ったのに…
くそ!  ・・・・どうせ死ぬなら・・最後にいいことを教え・・やろう・・
おまえらの・・・最大の敵・・ゾンビと思・・・ら大間違・・だ・・お前らは…あの方の手によってけさ・・。あの方は東きょ…いる。グアゥゲホッ!ついに・・・俺も天国に行くな・・ブッ!最後に・・ゾンビは食欲で人を襲っているのではない…
自分が・・・になってしまったことを信・・くないからだ・・・・そのことを勘違いす・・な・・・・・」
そういって朽ち果てていった。死体は灰のように消えてしまった…2匹目もそうだ…

あいつの言った意味は何なんだろう・・・・