我がゾン 、2

さてさて、自衛隊が来るまで待てるか?
家は食料をそんなに溜め込まない。ためすぎて腐るともったいないから・・・という意識
=勿体無い病
水もライフラインが切れてるからなぁ・・・
ふと窓から外を覗いてみる。すごい惨劇だ、逃げるのは俺だ私だと醜い争いが始まっている。
子供が寄ってたかってお婆さんをリンチしたり、女が集まって包丁やトンカチなどで男を殴ったり、そんなことをしてもゾンビからは逃げ切れないのに醜い人間の本性がむき出しになってる・・・
あれ、一人隅に座ってる人がいる・・・ビルとビルとの間ならいいが、道路のど真ん中だぞ!?なんで・・・
でもゾンビは逃げる人を追っている。なぜ?
よくよく目を凝らしてみる。  ・・・なるほど

省略30分くらい


ここで分かった事を箇条書きにしてみた。

・ゾンビは目が見えない。
・代わりに人間の嗅覚、聴力は急上昇している。 ためしに俺のワイシャツをポイッと投 げてみるとわらわら集まってきた。
・しかし運動能力などは遅いと見られる。
・体力は、常に火事場の馬鹿力状態。
・ゾンビに噛まれた人はゾンビになる。


・・・強い!
こうなると俺も食料を集めなければ、とりあえずファブリーズと汗防止スプレーをかけた。
武器は、木刀、包丁、トンカチ

逃げ惑う人でゾンビはほとんどいなくなった。でも気をつけるにこしたことはない。



『コンビニ』

ゾンビがいない事を確認すると、カ○リーメイトやアクエ○アスなど大量に詰め込む。
おにぎりなどもほおばって、ダンボールに大量に入れ、家に持ち帰る。
それを4往復もすると家は食料でいっぱいになった。

「フー!疲れた!」
1年は食料や水に困らないだろう。

食料は、天井裏に隠している。ばれないはず。


次回、自衛隊が!